とりあえずOK

アラフィフ新米介護士のまみんご。
人生の大先輩達に揉まれながら日々奮闘中
仕事 日常 趣味嗜好 etc 
ゆる〜く書いています

彼岸に行っても家族への想いは変わらないというお話

こんにちは まみんごです。


あ〜お盆休みなんですねぇ
朝一にショッピングセンター行ったらすごい混んでて
平日なのになんで って思った盆正月関係ない民です。


お盆になると毎年思い出すことがあるんですよ。
まぁお盆に経験したことではないんですけどね。


この話はちょっとあっち系(どっちw)のお話なので
信じない人、嫌いな人はどうぞスルーされてくださいね。


もちろん私が体験した実話です。



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇   ちょっと長めです ◇◇◇◇◇◇◇


まだ20代だった頃だから、30年近く前の話。
3年ほど居酒屋で働いていました。
その店は、繁華街にほど近くまた観光地のど真ん中という立地から
地元客だけじゃなく観光客でも賑わう人気の炉端焼きのお店でした。


1階は本格的な炉端焼きで20席ほどのカウンターと小上がりが3つ
2階 3階は宴会ができる和室という作りでした。


夏休みに入り市内の観光客も増え
その日も店は、夜になってかなりの賑わいを見せていました。


1階は入れ替わり立ち代りの状態で
カウンターも小上がりもほぼ満席の状態が続き
上の階では宴会のお客さん達で賑わってる そんな忙しい日でした。


カウンターがひと回りした頃 ちょうど19時半すぎでした。
そのお客様達が来店されたのは。。。


帰られる何組かのお客様やようやく席に着くお客様で
入り口付近はかなりゴタゴタしていました。


新たに来店されたお客様は3名
男性1人と女性2人のお連れさま と目視で確認し
空き席を探したところ
入り口に一番近いカウンター席しか空いてなく
帰られるお客様のお見送りや席につかれるお客様の案内をしつつ
3名様のセッティングをし、お席にご案内しました。


席につかれたのは 女性2人。
男性はお手洗いでも行かれたのかと思い おしぼりを出します。
そして先ずは飲み物の注文を。
「お飲み物のご注文ですが お連れさまが戻られてからがよろしいですか?」


するとお客様は
「え?私たちは2人ですけど?」
と。


ありゃ〜変なこと言っちゃったな と慌てて
「え? あ・・・ 失礼いたしました」
とひとつ多く出したセットを片付けます。
なんだか変にしどろもどろになりながら注文を取り終えました。


でもそのあとも 
おかしいなぁ 絶対3人だったと思ったけどなぁ。。。と思ってたんです。
他のスタッフに聞いてもわからないってことでしたけど。


注文の品も順調に進み、何品目かをお出しした時
女性の1人が私にこうおっしゃいました。
「あのすいません さっき3人って言われましたよね?」


うひゃ クレームか?と一瞬身構えました。
「申し訳ありません 勘違いです 他のお客様をおつれさまだと思いました」


でもさらにこうおっしゃるんです。
「いえちょっと聞きたいんですが そのもう1人って男の人でした?」
と。
そう確かに男性でしたけど。。。。なんて言えばいいのかしどろもどろ(笑


「あ そうです男性でしたけれど 多分上のご宴会のお客様だと思います」
でもさらにさらにこうおっしゃるんです。


「どんな感じの人でした?」
・・・・・・
ぇぇぇぇーーー???
ここまできてなんとなく もしかしてこれってそっち系の話になってくるの?
と察しがついてきた私がいたわけですがそんなことおくびにも出せません。


「あ 細身で背の高い男の方でしたけれど」
ウンウン! 
2人は無言でさらに情報を求めておられる様子・・・なので
できる限り覚えていることをお伝えしました。
幸い気になってたから記憶は薄れていません(笑


「胸に白いボーダーの入ったベージュっぽいポロシャツ 
 グレーのスラックス、身長は入り口にある掛け時計との比較でだいたい
 170センチ半ば。白髪混じりで細面の優しそうな方
 お2人の後ろに立っておられてお店に入って来られた。」
(ちなみにこのお姿は今でも思い出せるんですよ)


と情報をお知らせしました。
するとお二人はバッと顔を見合わされ
「お父さんだ・・・!」と息をのまれたのです。


ウヒャーーーーーーー やっぱりそっちかーーーーい(笑


こちらとしては自分の一言のせいでこんなことになっちゃって。。。
いや あのもしかして私の勘違いかもしれません すみませんすみません
って感じです。


「あぁぁ・・はぁ・・なるほど」
と意味のわかんないことをつぶやきながら席を離れました(笑


うわ〜あの人おとうさんなんだ そうかぁ優しそうな人だったよなぁ・・
などと考えながらお二人のことが気になりつつ仕事をしていました。
すると 「すみませ〜ん」 とお声がかかりました。


伺うと、瓶ビールのご注文。お出しすると
「グラスもう二つください お父さんの分とおねえさんの分」
そう言って四つのグラスにビールを注ぎます。


「うちのお父さんは 去年の秋に病気で亡くなったんですよ。
 その療養中に 治ったら家族で旅行しようって言ってたんです。
 それで今回私とお母さんとで旅行に来たんですけど
 おねえさんの話を聞いたらやっぱりお父さんも来てたんだなぁって」
 
この旅行中はこの事だけじゃなく 
何度か あれ?って思うことがあったんだそうです。
そんなことがあったもんだから 今回私が言ったことで
お父さんがいるって確信できたんだとか・・・


「おねえさんもよかったら一緒に乾杯してください」


そうしてお母さん 娘さん お父さん 4人で乾杯しました。


◇◇◇◇◇◇◇


私が見た男性は本当にこのお二人が言うお父さんだったのかはわかりません。
けど確かに お二人はお父さんだと感じ心が慰められた。
たとえお父さんではなかったとしても こんなお話の展開になったのは
やはりお父さんからのなんらかの働きかけではなかったのかと思うのです。
愛する家族に伝えたい想いがあったのではないかなと


いつもそばにいるよ って。